硬券差(切符箱)

駅員が電子機器に頼らず切符を売っていた時代、どの駅もそれぞれ各駅から駅までの全ての組み合わせの切符を備えている必要があった。高雄港駅には旅客輸送業務がなかったが、1980年代にはサテライトオフィスとしての機能も兼ね、座席の割り振りや高雄駅発の優等列車乗車券の販売をも担った。事情に詳しい人は、旧正月の乗車券が高雄駅では売切れてしまい手に入らないことを知っておりわざわざ高雄港駅まで買いに来るのだった。名刺式硬券は国際標準規格に準じており、硬券差にきれいに納まる。発券時は、最も下にある一枚を取り出し、ダッチングマシンにより日付を印字し、裏面は枠の押印と手書きにより列車及び座席番号を記入した。